XP終了 格安でWindows7にアップグレードする方法
「XPがサポート終了らしいけど、買い替えたくない」
「Windows8は今のパソコンだと動かない」
「ちょっとでも安くWindows7を入れる方法ないの?」
などなど、WindowsXPのサポートが終了して、OSをアップグレードしようかどうしようか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
もしかしたら、あなたもその1人かも知れませんね?
このページでは、WindowsXPパソコンを、なるべく安くアップグレードする方法をまとめています。良かったら参考にして下さいね。
WindowsXPを使い続けてるとマズい理由
WindowsXPは、起動時に「サポートが終了しています」っていうメッセージが出るようになってウザイけど、まだ使えるじゃん?と思っているあなた。
確かに使えます。今後も、特に問題なく使えるかも知れません。
ただ、XP狙い撃ちでセキュリティの穴を突く攻撃が出てきた場合、いつの日か、あなたのXPパソコンはウイルスなどに感染するでしょう。それだけなら「自己責任」で済むわけです。
そこからさらに、「知り合いにウイルスを感染させる」とかなるとマズイ。
世間はそのとき、急に「危険なの知っててXPとかありえない」「常識がない」とあなたを責めます。
もちろん、本当に悪いのはウイルスをばらまく人ですよ?
でも、あなたのパソコン内にある、友人たちの個人情報(メールアドレスとか、本名とか、住所とか)が、全世界にブワッ!とばらまかれたら、大変なことになるのではないでしょうか。
最近、急に架空請求のはがきや、オレオレ詐欺の電話がバンバンかかってくるようになった友人が、「あなたのパソコンがウイルスに感染したせい」と知ったら・・・
これは、最悪の自体が起こるケースですが、怖くないですか?
できるだけ速やかに、Windows7以降のOSにアップグレードしましょう。
Windows7にアップグレードする方法
なるべく出費を抑えてWindows7対応するなら・・・
- Windows7を購入してインストールする
- Windows7中古パソコンを購入する
ただし、
Windows7も、今のところ2020年にサポート終了と言われています。
(XPのときのように延長するかもしれません)
中古のWindows7搭載パソコンが販売されるのは、2014年の10月までと決められています。
なので、どうせOSをアップグレードするならWindows8がいいですが、XPパソコンのハードウェアだと、Windows8が動かないケースも多いんですよ。
でも、Windows7って、高い! アマゾンで売られてるWindows7は3万6千円くらいします。
ヘタしたらパソコン買えちゃうかも。
あっ、「ヤフオクで海賊版買えばいいじゃん」っていうのはナシですよ。それは犯罪です。
おかしなトラブルに巻き込まれないように、手を出さないほうがいいですよ。
異常に安い値段で販売されているWindows7
あとは、Windows7のDSP版、LCP版が1万3千円くらい(Home Premium)で売っていますが、購入する場合はコレが何者なのか理解しておいて下さいね。
Windows7 DSP版ってなに?
自作パソコン用に販売されていたWindows7ライセンスです。安いのですが、一つだけ条件がついてます。
それは「インストールしたパソコンが壊れたら、ライセンスも買い直してね」っていうもの。
通常版は、インストールして動いているのが同時に1台なら、次々にパソコンを変えてインストールしてもOK(ただ、あまりに何回もやると認証が電話ベースになるとか)なんです。
DSP版はライセンス認証したときのパソコンの構成を覚えてて(マザーボードのシリアル番号など)、マザーボード交換などをすると使えなくなるんです。まあ、そこまでの故障なら、普通は買い換えるんで、ほとんどのケースで問題ないはずです。
中古のXPパソコンに、DSP版のWindows7入れた→翌日パソコン壊れた→Windows7のライセンスがパー
って、なるわけです。最悪のシナリオですけどね。
ちなみに、LCP版っていうのは、パッケージを簡易なものにして、若干値段を下げたもの。中身はDSP版ですね。
このへんのデメリットを理解して上でDSP版を入れるのは、なかなかいい選択肢だと思いますよ。
Windows7 中古パソコンを買う
アップグレードするのにかかるお金を考えたら、中古のWindows7パソコン買ってもさほど変わらない・・・っていうのも確かにその通り。
今お使いのXPパソコンがどのくらい古いかに寄るんですが、出回ってる中古パソコンよりもはるかにスペックが低いなら、中古パソコンに買い替えでもいいかも知れませんね。
これは人の好みかもしれませんが、「わけあり」などで液晶に異常があるものは避けておいたほうがいいです。液晶の不具合のストレスたるや、じわじわと精神を蝕んでいきますからね・・・言いすぎかな(笑)
また、Windows7なのにメモリが1G(最大で1Gのものもある)のものは、地雷です。Windows7でメモリ1Gだと、表示設定を相当軽くしてもギリギリ動くレベル。メモリは2G以上搭載しているものを選びましょう。
第三のアップグレード方法
一般人には利用できないんですが、「中古パソコンライセンス」というものがあります。
これは、もともとメーカー製のパソコンなどで、古いOS(・・・XPとか)が付属していたパソコンに限り、通常よりかなりお安くWindows7(など)のライセンスをつけられるというものなんです。
古いパソコンなのに、Windows7が入っててしかも安いものが出回ってるのは、これを使ったカラクリなわけですね。
この「中古パソコンライセンス」、個人で購入できたら一番てっとり早いのですが、そうはいきません。マイクロソフトに「中古パソコン業者」として登録した会社だけが利用できるライセンスなんです。
でも・・・
じつは・・・
この中古パソコンライセンスを個人が使う方法があります。
PC-Xっていう、中古パソコン業者なんですが、「Windows7リメイクパック」というサービスをおこなっているんですよ。
この業者は、中古パソコンに3年保証つけるなど、かなり良心的です。ただ、中古パソコンの在庫が少ないんですよね。まあ、大丈夫そうなパソコンを厳選してるからかも知れませんけども。
それはともかく、この「Windows7リメイクパック」って、他では見かけない、けっこう画期的なものなんです。
あなたの手持ちのXPパソコンを郵送で送る(データはバックアップとって、消去したほうがいいです)
↓
業者側で動作チェック、クリーニング(掃除)
↓
Windows7(中古パソコンライセンス)をインストールして送り返してくれる
- 送料無料
- 1年保証(修理対応)
- 保証期間内に修理困難な壊れ方をしたら、別の中古パソコンを半額で購入可能
ただし、ノートパソコンで、2009年以降発売されたパソコンで、XPかVistaがインストールされた正常に動作しているものが対象です。
あ・・・最初から壊れたパソコンを送りつけたりすると、断られますので注意して下さい。まあ、当たり前ですね(笑)
今のXPパソコンを買い換えたくない、だけどなるべく安くWindows7にバージョンアップしたいというあなたは、チェックしてみて下さいね。